原爆ドーム(げんばくドーム)

元は大正時代に出来た産業奨励館。この建物は廣島の町のシンボルでした。原爆当時この建物のすぐ北にある相生橋が投下目標とされ、上空600ｍからの爆風の真下に位置したため倒壊を免れました。

原爆慰霊碑(げんばくいれいひ)

平和公園内にある碑。被爆者の過去帳を納めてあります。古代の埴輪をモデルとしてデザインされています。８月６日の平和慰霊祭はここを中心として営まれています。

原爆の子の像(げんばくのこのぞう)

2歳で被爆したが無傷であった佐々木禎子さんは、10年後の12歳の時に突然白血病に倒れます。母より千羽鶴を折れば直ると励まされましたが、病魔の進行が早く数ヶ月のうちに亡くなり、彼女の死を哀れむ全国のPTAを中心とした寄付で、この像は建立されました。資料館に、禎子(さだこ)さんの折った折り鶴の実物が展示されています。

原爆供養塔(げんばく・くようとう)

盛り土の内部には一家全滅で身内の見つからない遺骨や、氏名の判明しない遺骨約7万柱が納められています。(名前が判明しながら、引き取り手のない遺骨も約820柱余りも供養されています)

平和の鐘(へいわのかね)

常設され、来訪者自由に撞いていただける平和の鐘。国境の無い世界地図がデサインされています。原爆の日の頃は、鐘の周囲の古代ハスが亡くなった方の霊を慰めるように華麗に咲きほこります。またもう一つ、８月６日の平和記念式典で遺族・親族代表によって打ち鳴らされる平和の鐘がありますが、普段は広島平和記念資料館東館に展示されています。

広島平和記念資料館(へいわきねんしりょうかん)

被爆の実態を後世に伝え、平和の大切さを訴え続けています。明治の軍都廣島から始まり、核兵器の現状まで展示されています。

■料金／大人200円　高校生100円　中学生以下無料

■利用時間／9:00～18:00(季節により変動有り)

■休み／無　年末年始（１２月２９日から１月１日まで）

縮景園(しゅっけいえん)　　

広島藩主　浅野氏の大名庭園。中国の西湖をまね、園内は四季折々の花が咲きます。園内東の小高い丘に樹齢３００年の被爆したイチョウの木があり、秋になると見事な紅葉を見せます。

■料金／大人260円、高・大150円小・中100円

■利用時間／4/1～9/30 9:00～18:00　10/1～3/31 9:00～17:00

■休み／12/29～12/31

広島城(別名　鯉城・りじょう)

４００年前毛利輝元が築城、その後、福島正則・浅野氏１２代がこの城下町広島を治めました。原爆により広島城は倒壊し、今の城は昭和３３年に再建された２代目です。城内には明治に大本営が廣島に置かれた石垣跡や護国神社などがあります。

■料金/大人370円、高校生180円 中学生以下無料

■利用時間9:00～18:00（入館は１７：３０まで)

　　　　　12/1～2/28 9:00～17:00（入館は１6：３０まで)

■休み/12/29～12/31

比治山・陸軍墓地(ひじやま・りくぐんぼち)

比治山公園内にあり、西南戦争から太平洋戦争まで、日本国内や海外で亡くなった多くの旧陸軍の人々のお墓(墓石3,533基)があります。

墓地の奥からは、旧陸軍被服廠(りくぐんひふくしょう　兵隊の服などを作っていた陸軍工場)の煉瓦の建物が見え、その先には兵士が出て行った宇品港(陸軍桟橋)と沖に旧海軍兵学校(現在 海上自衛隊幹部候補生学校)のある江田島が望めます。

■利用時間/毎日8:30～17:00 自由参拝

明星院(みょうじょういん)

広島浅野家と赤穂浅野家は本家分家の関係。赤穂浪士討入り後、その快挙を称え広島城の鬼門に当たる明星院に大石内蔵助以下四十七名の木像を像立し赤穂義士堂に安置しました。原爆の被害にも耐えた勇姿は一見の価値があります。

■料金/無料

■利用時間/8:00～17:30

■休み/無

古寺地図

不動院(ふどういん)

国宝不動院金堂は原爆の災禍を免れた中世最大の禅様式の建築。さらに平安時代の仏像、高麗最盛期の梵鐘があります

■料金/無料

■利用時間/8:00～17:30

■休み/無

古寺地図

三滝寺(みたきでら)

三滝観音で有名な三滝山（標高356m、または宗箇山）季節ごとに美しい花が迎え、静寂な境内に野鳥のさえずりが聞こえる三滝寺は、広島市民に愛される場所です。三滝寺の名前は、寺の三方から聞こえる水の流れのどれもが滝を有する事に由来し、江戸時代には滝泉寺とも呼ばれていました。境内にある多宝塔は和歌山より、原爆で亡くなった被爆者の霊を慰めるため移築されました。

■料金/無料

■利用時間/8:00～17:30

■休み/無